Our Story
Our Purpose
私たちの存在意義
Mission
平和をリ・デザインし 平和を語る・平和を創る を当たり前に
Vision
社会と経済に、暮らしと仕事に、平和の化学反応を起こす
Value
ウィン・ウィンで共存共栄できる社会的・経済的な価値
戦争の対義語ではない平和を「我が事化」し、「変化を起こす行動」や「問題解決のための革新的なアイデア」に繋げる、触媒的な存在です。
Who we are
団体概要
団体名称 | 任意団体 世界平和経済人会議ひろしま東京セッション運営委員会(通称名:国際平和拠点ひろしま+東京コミュニティ) |
設立年月 | 2019年1月1日 |
所在地 | 〒104-0061 東京都中央区銀座1-22-11 銀座大竹ビジデンス2階 |
活動拠点 | 東京(渋谷)、広島、オンライン |
活動内容 | 1.調査研究および知見開発 2.普及啓発およびメディア発信 3.コミュニティ運営およびイベントプロデュース 4.学生および若手社会人向けの人材育成 |
代表者 | 佐々木 喬史 |
アドバイザー | 渋澤 健 シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役 加治 慶光 シナモンAI 会長兼CSDO 日立製作所 Lumada Innovation Hub Senior Principal 鎌倉市 スマートシティ推進参与 伊藤 聡 ハーバード大学ウェザーヘッド国際問題研究所研究員 前青山社中株式会社共同代表COO 小木曾 麻里 株式会社SDGインパクトジャパン 代表取締役Co-CEO 瀧口 友里奈 株式会社セント・フォース 経済キャスター SBI新生銀行 社外取締役 東京大学工学部 アドバイザリーボード 株式会社グローブエイト 代表取締役 岩澤 康一 株式会社Key Message International 代表取締役 コミュニケーションコンサルタント 長田 新子 一般社団法人渋谷未来デザイン 理事・事務局長 公益社団法人日本ダンススポーツ連盟 理事 NEW KIDS株式会社 代表 株式会社SAKUSEN TOKYO 社外取締役 糸井 孝富 株式会社shugochiDesignLab CEO グロービス経営大学院 客員准教授 インタンジブルズ株式会社 シニアアドバイザー 株式会社SKIDAY アドバイザリーボードメンバー 小柴 巌和 有限責任あずさ監査法人 アドバイザリー統轄事業部 パブリックセクタービジネスユニット ディレクター 保井 俊之 広島県立叡啓大学 ソーシャルシステムデザイン学部 学部長・教授 早田 吉伸 広島県立叡啓大学 教授 県立広島大学大学院 教授 瓜生原 葉子 同志社大学商学部 教授、ソーシャルマーケティング研究センター長 京都大学大学院医学研究科・京都府立医科大学・叡啓大学非常勤講師 樽本 哲 インテアス法律事務所 代表弁護士 |
ウェブサイト | https://sdgsforpeace.tokyo/ |
Origin
成り立ち
フィリップ・コトラー氏が語った「ピース・マーケティング」
2016年10月、国際平和拠点ひろしまに各界のリーダーとチェンジメーカーが集い、平和起点の人材・ビジネスのあり方を議論した「国際平和のための世界経済人会議」の舞台で、現代マーケティングの父、世界的経営学者フィリップ・コトラー氏が語ったのが「ピース・マーケティング」でした。
コトラー教授からの3つの提言
「2016 国際平和のための世界経済人会議」 において、 コトラー教授から3つの提言がなされ、同会議の運営委員会及び参加者一同により声明が採択されました。
- 核兵器をはじめとする兵器の削減
- 憎しみの連鎖を減らす
- 愛を高める
参考文献①:2016 国際平和のための世界経済人会議 基調講演録
採択された声明
- 「国際平和のための世界経済人会議」を今後とも継続的に開催すること
- 広島を拠点とした平和対話のためのトラック2(企業・NGO/NPO)コミュニティを以下の方法により創設・維持すること
- (1)トラック2コミュニティの維持活性化のための事務局と財団の創設
- (2)「平和のためのマーケティング」研究所の創設
- (3) 国際平和拠点としての広島の情報発信の強化
- 広島における平和のための研究機能を強化・集積すること
参考文献②:持続的な平和の対話の場の構築に向けた声明
東京コミュニティがスピンアウト
それから3年後、この意義ある会議をモメンタムに、湯﨑知事のリーダーシップとコトラー氏の言葉に強く触発された有志がイニシアチブを立ち上げ、東京でイベントを初開催したのが2019年4月。
国際平和拠点ひろしまの地を発祥とし、コトラー教授の提言と声明をきっかけに誕生した私たちは、2021年、広島県及びへいわ創造機構ひろしま(HOPe)の平和の取り組みに賛同し、活動を行うコミュニティ団体として、世界初の認定を受けました。(プレスリリースはこちら)
世界平和経済人会議ひろしまとは
ビジネスと平和構築のあり方との関係を多面的に議論することを通じて,ビジネスの前提となる「国際平和」の重要性について改めて関係者間で共有し、経済界に対し、核兵器のない平和な世界の実現に果たす役割を見つめ直し、具体的な貢献につなげていただく契機とすることを目的に、へいわ創造機構ひろしま(HOPe)が開催するものです。2013年に第1回を開催したこの会議は、2020年に「世界平和経済人会議」に名称を変更してい ます。
History
沿革
2016
湯﨑広島県知事・フィリップコトラー氏との出会い。
グローバルリーダーたちからの学び。
2016国際平和のための世界経済人会議に初参加した代表の佐々木が、湯﨑広島県知事、フィリップコトラー氏と出会い、「平和×ビジネス」の着想を得る。そして、志ある多くの仲間と出会い、東京におけるコミュニティ形成に向け、歩み始める。
2019
東京の有志が発起人となり任意団体を設立。
初の「東京セッション」を開催
2016年から3年が経ち、平和とビジネスとのありかたの機運が高まりつつある中、代表の佐々木が広島で出会ったGLOBIS経営大学院の仲間たちと任意団体を結成。東京半蔵門にあるLIFULLの施設で初の「東京セッション」を開催し、200名超の参加者が集う。
2020
新型コロナウイルスCOVID-19の感染拡大の脅威が迫る中、第2回の「東京セッション」をオンライン開催。
世界的な新型コロナウイルスCOVID-19の感染拡大により、社会全体が平和への脅威に立ち向かう中、三井不動産BASEQでオンライン配信による「東京セッション」第2回を開催。
2021
世界初の「国際平和拠点ひろしまコミュニティ」として認定され、第3回となる「東京セッション」を開催。
広島県およびHOPeの取り組みに賛同する「国際平和拠点ひろしまコミュニティ」として世界初の認定を受ける。新型コロナウイルスの脅威が収まらない中、第3回の「東京セッション」を開催し、参加者が500名を突破。
2023
活動が第2フェーズに移行。組織を刷新し、事業開発と研究機能を立ち上げ、マスメディアの露出も徐々に拡大。
設立から3年の節目を経て、活動のスケールアウトとインパクトの最大化に向け、組織を刷新。平和×ビジネスの社会実装に向け、R&D機能(調査研究とデザイン)の立ち上げやメディア発信など、活動領域を拡大。
Message
代表メッセージ
挑戦するすべての人と、困難を抱えるすべての人に、機会を。
遡ること2016年10月、私は広島にいました。
現代マーケティングの父、フィリップ・コトラー教授が「ピース・マーケティング」を語り、ハーバードビジネススクールの竹内弘高教授が世界経済フォーラムのヤンググローバルリーダーと対話を繰り広げる――世界のビジネスリーダーが平和を語っている。その光景は、今でも鮮明に脳裏に焼き付いています。この出会いと衝撃が、最初の小さな、そして今に続く第1歩でした。
若い頃にドロップアウトし、失敗に不寛容な日本社会と悪循環の温床となる機会格差に強い問題意識をもって生きてきた私は、グロービス経営大学院での学びをきっかけに、「ソーシャルビジネス」と「ソーシャルファイナンス」に出会い、ビジネスや金融の力で、アンフェアな立場に置かれた人たちの課題解決に貢献することを、自らの使命と感じるようになりました。
国際平和拠点ひろしまが経験した復興の歩みは、現代社会にとってのアナロジーやメタファーとして、時代を越えた価値創造の可能性があります。そこに可能性を見出し、「平和×ビジネスの価値創造」をコンセプトに掲げたコミュニティづくりに取り組んできました。
ミッションに掲げる「平和のリ・デザイン」では、戦争の対義語ではない「積極的平和」の概念を用いて、主にビジネスセクターに対して、経営課題・ビジネス機会としての平和の価値を認識できるよう、イベント「東京セッション」を通じて意識変容の機会を提供しています。
広島県後援のもとで2019年に第1回を開催した「東京セッション」は、その後、国連機関や経済同友会などからの後援も得て、2022年まで計4回、毎年継続開催してきました。
「持続可能性」や「サステナブル」という言葉を耳にしない日はないほど、環境や社会への意識も高まり続ける一方、新型コロナウイルスの拡大や、ロシア・ウクライナ戦争などにより、私たちの平穏だった日常が脅かされ、経済は混乱に陥りました。当たり前だと思っていたことは、徐々に、あるいは突然に奪われることのリスクを、私たちは身をもって経験したと思います。
ー平和あっての経済、経済あっての平和ーそれをかつてないほど感じる毎日だからこそ、意思を表明し続け、継続することに価値があると、有識者から評価をお寄せ頂いています。
5年目を迎えた今、国際平和拠点ひろしま+東京コミュニティは、この営みをさらに加速するべく、これまでに開催してきた国内イベント事業を超えて、世界各地の仲間とともにR&D機能(調査研究とデザイン)を立ち上げ、5つの事業を展開し、ソーシャル・インパクトを生み出すよう尽力してまいります。
これまでの5年、そしてこれからの5年。
「日本発・世界初の”平和×ビジネス”のソートリーダー」に向けて、グローバル展開も視野に挑み続けていきます。
佐々木 喬史 Kyoji SASAKI
国際平和拠点ひろしま+東京コミュニティ代表・ファウンダー
2021世界平和経済人会議ひろしま企画運営委員会委員
プロフィール
社会課題解決を志向する個人や組織をつなぐソーシャルエージェント。専門領域は「社会的投資、社会的事業」。
1980年生まれ。千葉大学卒。金融機関に13年間勤務し、在職中にグロービス経営大学院でMBAを修了。その後、グラミン銀行の日本版事業立ち上げに参画、事務局長を経験。同時期に国内財団にも参画し、ソーシャルインパクトの調査研究などに携わる。2019年1月に国際平和拠点ひろしま+東京コミュニティを設立。2021年世界平和経済人会議ひろしま企画運営委員会委員。
執筆記事:「 VUCAの時代に「平和」をアップデートする」
兼職
国内某大手財団グループ
グラミン日本サポーター(前事務局長)
PEACEDAY財団エグゼクティブプロデューサー
専門分野
ソーシャルビジネス、ソーシャルファイナンス
Philosophy
DNA
わたしたちは平和を語るが、平和を定義しない。それはまるで、 遠い宇宙に煌めく北極星のように、世界中の人々が共有する道しるべだ。 わたしたち一人一人には、平和の DNA を受け継ぎ、 一欠片の希望のピースを紡ぎ、織りなす創造性があると信じたい。 そんな平和のフィロソフィーを世界で共有したい。
日本は、分断の象徴たる戦争の悲劇を乗り越え、平和のDNAを受け継ぎながら、国際的な協調と連帯のもとに、世界的な経済大国としての地位を確立した。
しかし、経済的発展の陰で、地球や社会はコストを負担し、取り残されている人たちがいる。そうして、個人・社会・地球のあらゆる側面で 新たな分断への回帰が無視できない程に表出し、悲劇や暴力が再燃しつつある。分断を乗り越え発展した経済が、新たな分断により自らの基盤を危うくしつつある。
VUCAな現代における平和は、より広義で多様な意味を持つ。単に戦争や目に見える直接的暴力がない状態ではなく、社会構造にビルト・インされた不平等な力関係、搾取、格差、抑圧、差別などの目に見えない構造的暴力がないこと、そして個人・社会・地球のあらゆる側面で尊厳と平等が尊重されることを包摂する。
現在から未来に亘って、過ちが繰り返されることなく、連鎖することなく、平和が当たり前に存在し続ける世界を創りたい。 世界秩序を形作ってきたのが経済活動であるならば、世界をより良く変革できるのもまた経済活動だろう。ビジネスは、尊厳と平等が守られる社会の上に成り立つ。
社会の分断は、ビジネス基盤を危うくし、戦争にさえ繋がる可能性を秘めている。わたしたちは、「平和の DNA」と 「ビジネスを主体としたコレクティブな平和構築アプローチ」を羅針盤として、ビジネス・経済界のイニシアティブと未来を創るリーダーをエンパワーメントする。
Brand
「東京コミュニティ・リング」~重なる円に込められた意味~
地球とリンクする、未来へリンクする、想いをリンクする
Our View
私たちの世界観
「平和のTEDx」
日本発・世界初で、世界中の拠点ネットワークから、平和×ビジネスが創造する刺激的な価値を届ける。
(※)TEDx:TEDの精神である「ideas worth spreading」 のもとに、TEDからライセンスを受け、世界各地で発足しているコミュニティ